課題D-1:無人機(ドローン等)による火山災害のリアルタイム把握手法の開発
概要
噴火時における無人機(ドローン等)及び航空機による火口周辺や火山周辺から離れた空域から撮影した可視画像・赤外画像等を用いて、噴石の飛散状況、溶岩流や火砕流の発生状況やその到達範囲等の火山噴火の状況を迅速に把握するためのシステムを開発する。
詳細
成果目標及び実施方法
噴火時に火口近傍へ投入した無人機が段階的に解像度と観測範囲を変えて、現地でデータを取得してから“24時間以内“に火山技術者を通じて噴石・溶岩流等の特徴や経時変化状況に関して情報提供する。
- ドローンによる効率的なデータ取得手法の開発
- 段階的な現地データ取得による高精度化する手法の開発
- 地形変化、現在状況を短時間で可視化技術の開発
アウトプット・アウトカム
- 噴火時において立入規制区域の現地情報を取得
- 地形変化・噴出物の経時変化状況の提供
- 予測シミュレーション用の最新地形データの提供
- 被災関係者向けの可視化画像の提供
- 関係者からの要望を踏まえた現地情報の取得・提供
実施体制
- 【分担責任者】
- アジア航測株式会社
技師長 千葉 達朗